英語の勉強におすすめな面白い映画が知りたいです!何かおすすめありますか?
という方向けにおすすめ映画の「プラダを着た悪魔」を紹介していきます。
こんな人に観て欲しい。
- 映画で英語学習したい
- 実際に使える英語を学びたい
- サクセスストーリーが好き
英語のレベルは、初心者から中級者まで楽しめます。日常で使える表現を学びたい方にはおすすめの作品です。
目次|この記事の内容
「プラダを着た悪魔」がおすすめな4つの理由
プラダを着た悪魔が英語学習におすすめな理由はこの4つです。
- ストーリーが会話ベース
- 日常で使えるセリフやフレーズが多い
- 何度見ても飽きない
- 英語のスクリプトがある
ストーリーが会話ベース
プラダを着た悪魔はストーリーが会話ベースで進んでいくので、インプット出来る英語が非常に多いです。
また、会話のやりとりもスピーディーに展開していく為、高いレベルでリスニング力を鍛える事が出来ます。
使われている単語もシーンによってバランス良く難しい単語と基礎的な単語が散りばめられているので、今の英語力を底上げするには最適な作品です。
日常で使えるセリフやフレーズが多い
プラダを着た悪魔で登場するシーンは主に会社か私生活のシーンが非常に多く、この2つの場面を行ったり来たりします。
つまり、私たちが直面するであろうシチュエーションと同じシーンが何度も登場するわけです。
ビジネスシーンで使われる英語と、日常会話で友達や恋人と行うやり取りなども頻繁に出てくるのでバランス的にも最適です。
実際に海外で使われている日常的な表現を学ぶには、非常に効果的な作品です。
何回見ても飽きない
これには個人差があるかと思いますが、プラダを着た悪魔何度見ても飽きません。
実はこれ、これ重要なポイントです。
飽きない理由としては、ストーリー自体の面白さももちろんあるのですが、サクセスストーリーなので、見た後気分ややる気が上がります。(抽象的過ぎてすみません)
後で詳しく説明しますが、映画で英語学習を行う時は、何度も同じ映画を観る必要があります。
その際に自分の趣味と合っていなかったり、何度も見るのが大変な作品を選んでしまうと、思ったように英語力が伸びない可能性があります。
英語のスクリプトがある
映画やドラマで勉強する際は、必ずスクリプトとセットで準備しましょう。
スクリプトなしで勉強をすると、どんな英語が出てきているのかを調べるところから勉強を始めなくてはいけません。英語を勉強する際はインプットに時間を使うことが上達の近道なので、それ以外の時間をなるべく減らすためにしクリプトは事前に準備しておきましょう。
また、スクリプトは小説などと同様に読み物として使う事が出来るので、一度映画視聴してストーリーを頭に入れた後で、スクリプトを読むだけでも非常に効果があります。
こちらが「プラダを着た悪魔」の英語スクリプトです。
何度か映画を視聴してストーリーを理解した上で、スクリプトを使った勉強を開始しましょう。
ストーリーが頭に入っていると、文章の意味や単語などが予測することができるので、効率的に勉強を進めていくことができます。
【映画】プラダを着た悪魔
プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)は2006年に公開された映画で、主演がアン・ハサウェイ、監督がデヴィッド・フランケルで映画化され、公開から10年以上たった現在でも女性から根強い人気のある作品です。
現代の働く女性が日々成長する姿を描いていますが、男性が見ても非常に楽しめる作品です。
勉強のモチベーションとしても良さそうな作品なんですね。
【プラダを着た悪魔】あらすじ紹介(簡単に)
主人公のアンディ(アンドレア)はジャーナリストを目指し、名門のノースウエスタン大学を卒業しニューヨークへ出てきます。
いくつかの出版社へ履歴書を出しますが、その中の一つから連絡がきます。それは超一流ファッション誌の「ランウェイ」からの採用面接の案内でした。
ランウェイは世界でも有数なファッション誌で、女の子なら誰でもこの出版社で働くことを夢見ていますが、ファッションに興味がないアンディはそんなこともちろん知りません。
アンディを見た第一アシスタントのエミリーは、彼女の野暮ったい服装などを見て追い返そうとしますが、そこに編集長のミランダ(メリル・ストリープ)が登場し、面接をするから通すようにとエミリーに伝えますが。。。
プラダを着た悪魔の見所
プラダを着た悪魔の見所はたくさんありますが、やっぱり映画を見終わった後に一番印象に残るのは、主人公のアンディと鬼編集長のミランダとのやり取りではないかと思います。
ミランダはアンディに信じられないような要求を連発してきます。今であれば100%パワハラで訴えられるレベルです。
編集長のミランダは悪魔的に厳しく、まさに「プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)」の名前がぴったりな映画です。
そのほかにも、仕事を通じてアンハサウェイがどんどんキレイになっていくのも見所の一つです。
プラダを着た悪魔で英語の勉強をしてみよう
一部映画のシーンを抜粋してどの様な単語やフレーズなどが出てくるかを紹介していきます。
Miranda: Where are the belts for this jacket? Why is no one ready?(このジャケットに合ったベルトは? なぜ誰も用意できていないの?)
Jocelyn: Here. It's a tough call. They're so different.(これです、とても難しくて。どちらも全く違ったので。)
Miranda: Hmm.(んー)
[ANDY lets out a little giggle. Slowly everyone turns to her.](アンディがクスッと笑い、全員が彼女の方へ振り返る。)Miranda: Something funny?(何か面白い?)
Andy: No. No, no. Nothing's… You know, it's just that both those belts look exactly the same to me. You know, I'm still learning about this stuff and, uh…(いえ、そう言うわけでは。。ただ、私にはそのベルトが全く同じに見えたので。まだそういうのの勉強をしてる最中なので。。)
Miranda: "This… stuff"? Oh. Okay. I see.(そういうの?わかったわ、なるほど。)
Miranda: You think this has nothing to do with you.(あなたはこれがあなたに関係ないことだと思っているのね。)
Miranda: You go to your closet and you select. I don't know. that lumpy blue sweater, for instance.(あなたは自分のクローゼットからその冴えない青いセーターを選んだもの。)
Miranda: because you're trying to tell the world that you take yourself too seriously… to care about what you put on your back.(なぜならあなたは周りの人に対して自分は真面目で着るものなんて気にしない人間なんだと思われたいのよね。)
Miranda: But what you don't know is that that sweater is not just blue.(でもあなたは知らないかもしれないけど、それはただのブルーじゃないわ。)
Miranda: It's not turquoise. It's not lapis. It's actually cerulean.(ターコイズでも、ラピスでもなく、それはセルリアンよ。)
Miranda: And you're also blithely unaware of the fact that in 2002, Oscar de la Renta did a collection of cerulean gowns. And then I think it was Yves Saint Laurent who showed cerulean military jackets?(2002年にオスカー・デ・レンタがセルリアンガウンをそしてサン・ローランがミリタリージャケットを発表したけどそれにもあなたは能天気にも気づいていないわ。)
Miranda: I think we need a jacket here.(これにはジャケットが必要だわ。)
Miranda: And then cerulean quickly showed up in the collections of eight different designers.(そのあとすぐにセルリアンは8つの違うデザインが登場したの。)
Miranda: And then it, uh, filtered down through the department stores and then trickled on down into some tragic Casual Corner where you, no doubt, fished it out of some clearance bin.(それからデパートで流通し始め、カジュアル量販店に行き、間違い無いと思うけど、最後はあなたが在庫処分セールで購入したの。)
Miranda: However, that blue represents millions of dollars and countless jobs and it's sort of comical how you think that you've made a choice that exempts you from the fashion industry when, in fact you're wearing a sweater that was selected for you by the people in this room from a pile of stuff.(だけども、そのブルーは数億円規模の市場と無数の労働の象徴よ。おかしなものね、ファッションなんて気にしないなあなたが自分で選んだと思っていたセーターが、実はこの部屋で私たちが選んだものだったなんて。こんなものの積み上がった中から。)
上の内容を見て、少し出てくる英語や表現が難しいと感じた方は是非こちらをご覧ください。
6割程度理解できていれば、作品の内容と自身の英語力は合っていると思います。しかし半分以下くらいの理解度の場合はもう少し簡単な作品から始めたほうが、効率的に英語力を伸ばしていくことができます。
まずは自分の英語力に合った作品を見極め、継続的に英語学習を行なっていくことが実践的な英語力をつける近道です。
映画/ドラマでの勉強法
映画やドラマで英語を勉強する際は、同じ作品をなんども視聴して行なっていきます。なので、英語の教材として作品を選ぶ際は自分の好きな作品を選ぶようにしましょう。
学習を行う際は以下の手順で行なっていきます。
- 日本語字幕で映画を視聴する
- 英語字幕で映画を視聴する
- 英語のスクリプトを使い不明な単語やフレーズを確認する
- 英語字幕/字幕なしで映画を視聴する
※内容を理解するまで3と4を繰り返し行う
一つの映画やドラマを選んだらなんども繰り返し行うんですね。
そうです。同じ作品を繰り返し学習することでセリフやフレーズ、使われてるシーンなどが短期記憶から長期記憶に変わっていくので、しっかりと自分に定着化します。
プラダを着た悪魔の視聴方法
プラダを着た悪魔を視聴する際には、動画配信サービスがおすすめです。
無料でお試しできるサービスもいくつかあるので、いくつか試しに使ってみて自分にあったサービスを利用するようにしましょう。
こちらの記事で動画配信サービスに関する比較について詳しく説明してあります。