【英文法】助動詞のmust/have toとは?実際の使い方も徹底解説
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ねこくん
会話の中で助動詞ってよく出てくるけど、同じようなのがたくさんあって、ニュアンスや使い方がよくわからない。。

という方向けに 英会話でよく出てくる助動詞【義務】の「have to」「must」「should」「ought to」を解説していきます。

英語はニュアンスや使うシーンなどが重要になってくるので、使うシーンやニュアンスをイメージできれば、それを会話に取り入れて行くことは簡単にできるようになります。

目次|この記事の内容

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助動詞とは?

助動詞とは、その名の通り動詞を助ける役割をする言葉のことで、助動詞を使うことで、動詞にプラスアルファの意味を付け加えることが出来ます。

助動詞を使っていくポイントとしては、

  • 動詞にどんなニュアンスや意味をプラスで持たせたいか
  • 相手に何をどんなニュアンスで伝えたいか
  • 必ず動詞の前に来る

この3つを抑えて、それぞれの助動詞の使えるシーンやニュアンスをイメージできていれば、使いこなすのは簡単です。

【義務】を表す助動詞

「しなければならない」などの義務の意味を動詞に付与するためには、以下の助動詞を使っていきます。

  • have to
  • must
  • should
  • ought to

この4つの共通点としては、すべて【義務】を表す助動詞で、意味はすべて「しなければならない」です。

意味同じだったら、なんで4つもあるの?と思うかもしれませんが、それぞれ【義務】の度合いが違います。

それでは実際の英会話でどのようなシーンで活用できるのか見ていきましょう。

「しなければならない」の強さの違い

「have to」「must」「ought to」「should」の共通点は、「しなければならない」や「した方が良い」などの、義務を表す助動詞です。

これらの違いは何かと言うと、その義務の強さになります。

例えば、「これやった方がいいよ」など軽い感じでおすすめしてくる程度なのか、「これ絶対やらなきゃダメだよ!」のように強目に言ってくるのかの違いになります。

わかりやすく強さの度合いを示すと、以下のようになります。

    弱い

  • Should(やった方がいいよ)
  • Outght to(やった方がいいよ)
  • Have to(やんなきゃダメだよ)
  • Must(絶対にやるべきだよ)
  • 強い

抑えておきたい「have to」の活用方法

「have to」は、強めの義務を表すときに使う表現になります。

使うシーンとしては、それをしなかったときに自分に不利益が被る可能性があるときに等によく使います。

テスト勉強や、帰りが遅くなると嫁に怒られるとか、そういったケースに「have to」がよく使われます。

例文 have to

Let's watching movie together.

映画一緒に見ようよ!

Sorry, I can't. I have to study English for exam.

ごめんちょっと無理そう。。テストあるから英語の勉強しないといけないんだ。。

Let's drink after work.

仕事終わったら飲み行こうよ。

Sorry, I can't. I have to go back to home. My wife is to be angry when I am late.

ごめん、帰らないといけないんだ。帰りが遅いと嫁が怒るからさ。

 

※「He」や「She」などの三人称で文章を作る際は、「Has to」と形が変わるので注意しましょう。

「have to」とかなり近い意味で「must」がありますが、ここの使い分けとしては、一般的には「Have to=外部要因」「Must=内部要因」の義務を表現する際に使います。

have to 【外部要因】→自分以外の要因で発生する義務

「終電があるので12時前には出なきゃいけない」や「午後から雨だから午前中に洗濯しなきゃいけない」など

must 【内部要因】→自分自身の要因で発生する義務

「太ってきたから痩せなきゃいけない」や「英語を話せるようになりたいから勉強しなきゃいけない」など

ここの使い分けに関しては、正直あまり考える必要はないです。

使いやすい方を積極的に使っていきましょう。

「have to」の疑問形/否定形

「have to」の疑問形は文頭に「Do」(一人称、二人称)や「Dose」(三人称)をつけるだけです。

文章の構成としては、通常の疑問文と考え方は同じになります。

例文 have to 疑問形

Do I have to go right there?

そっちに行った方がいいですか?

Dose he have to do that?

彼はそれをやる必要はありますか?

「have to」の否定形に関しても考え方は通常の否定文と同じです。

主語の後に「don't」や「doesn't」をつけることで文章を作ることができます。

例文 have to 否定形

You don't have to go there

あなたはそっちにいく必要ありませんよ。

He dosen't have to do that.

彼はそれをやる必要ありません。

抑えておきたい「must」の活用方法

「have to」の時にもお伝えしましたが、「have to」や「must」はどちらも「やらなければならない」の【義務】を表す言葉で、使用方法や義務の強さはほぼ同じです。

例文 must

I must study English for exam.

私は英語の試験勉強をしなければならない。

この場合、「have to」、「must」どちらを使っても意味はほぼ変わらないので、使いやすい方を使いましょう。

 

「must」には過去や未来など時制を表すものがありません。

なので、時制を表したい場合は「have to」を使い表現しましょう。

「must」推量

「must」には強い推量の意味があります。

推量とは、物事の程度を推し量ることをいい、自分が物事に対してどう思っているのかを表現する際に使います。

「must」の場合は「〜に違いない!」と表現することができます。

例文 must 推量

I didn't eat lunch, because I was busy.

忙しかったからランチ食べれなかったよ。。

That's so bad. You must be hungry.

うわーマジで。絶対お腹空いてるでしょ。

推量を表す際は、「must be〜」のように使われるケースが多いです。

そのほかにもよく使われるのが、相手から色々な話を聞いて「それ間違いないね!」などを言いたいときは、

例文 must 推量

Must be true.

間違いないね!

なんかも会話によく出てきます。

抑えておきたい「should」と「ought to」の活用方法

「should」と「ought to」はどちらも「〜した方がいい」という【義務】の意味を持つ助動詞です。

ニュアンス的には、「have to」や「must」の「しなければならない」よりかは少し優しい感じの【義務】になります。

使うシーンとしては、「こうした方がいいんじゃない?」などを伝えたい場合に使います。

例文 should/ought to

I am cold and have a fever.

風邪ひいてて熱がある。。

You should go to a hospital.

病院行った方がいいよ。

I want to study English, but I have no idea how to study.

英語の勉強したいけど、勉強の仕方がわからない。。

You ought to read English books and watch English movies.

英語の本と映画を見た方がいいよ。

二つの使い分けは特になく、こちらも使いやすい方から使っていきましょう。

「should」「ought to」推量

「should」と「ought to」にも推量の意味があり、どちらも「(当然)〜のはず」を表現したい際に使うことがでできます。

使うシーンとしては、「昨日寝てないんだよね」や「朝から何も食べてないんだよね」など聞いた時に、「それじゃあ眠いでしょ」や「お腹空いてるんじゃない」などを伝える時に使います。

例文 ought to 推量

I was watching movie until 4AM last night.

昨日朝の4時まで映画見てた。

Wow. You ought to be sleepy.

うそー、じゃあ眠いでしょ。

またよくある使い方としては、相手から何かを聞かれて、「そのはずだけど」や「そうだと思うよ」などの推測を伝えたい時に使います。

例文 should 推量

I am worry about the final exam.

期末テスト心配だな。。

You should be fine.

きっと大丈夫だよ。

最後に

助動詞を使うコツとしては、その助動詞が持つ意味をイメージして使うことが重要になってきます。

伝えたい内容とその助動詞のイメージがなんとなく合っていれば、多少文法がずれていたとしても何が言いたいかは伝わります。

日本語もそうですよね。

最初は文法に縛られずに、こんなニュアンスで話したいという感覚を頼りに間違いを気にせずどんどん話しましょう。

話していると、感覚が磨かれますし、これなんていうんだろう?などの疑問も出てきますので、それがさらに勉強するきっかけになると思います。

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