【英文法】助動詞のcan/couldとは?実際の使い方も徹底解説
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ねこさん
会話の中で助動詞ってよく出てくるけど、同じようなのがたくさんあって、ニュアンスや使い方がよくわからない。。

という方向けに 英会話でよく出てくる助動詞の「Can」と「Could」を解説していきます。

英語はニュアンスや使うシーンなどが重要になってくるので、使うシーンやニュアンスをイメージできれば、それを会話に取り入れて行くことは簡単にできるようになります。

目次|この記事の内容

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助動詞って何?

助動詞とは、その名の通り動詞を助ける役割をする言葉のことで、助動詞を使うことで、動詞にプラスアルファの意味を付け加えることが出来ます。

助動詞を使っていくポイントとしては、

  • 動詞にどんなニュアンスや意味をプラスで持たせたいか
  • 相手に何をどんなニュアンスで伝えたいか
  • 必ず動詞の前に来る

この3つを抑えて、それぞれの助動詞の使えるシーンやニュアンスをイメージできていれば、使いこなすのは簡単です。

抑えておきたい「can」の活用方法

「can」は、「~できる」と訳されることが多いですが、一般的には以下のことを表現したい時に使用する助動詞です。

  • 【能力】~できる→I can~
  • 【許可】~してもいいですか?→Can I~?
  • 【依頼】~してもらってもいいですか?→Can you~?

特に英会話の中や日常生活の中で「can」を使うシーンとしては、誰かに何かの許可を取る【許可】や、誰かに何かをお願いする【依頼】が圧倒的に多いです。

【依頼】や【許可】に対しての受け答えとして、「【能力】~できる」のcanを使っていくイメージを持っていれば、ある程度間違いないでしょう。

【能力】~できる→I can~

「can」の一番基礎的な使い方になります。

これで表現できるのは、「私は〜ができます。」などの【能力】の部分です。

文章の構成としては、「I can 動詞の原型」になります。

例文【能力】

What kind of language can you speak?

あなたは何語が話せますか?

I can speak English and Japanese.

私は英語と日本語を話せます。

このように、あなたは何ができますか?と聞かれた際に使う表現になります。

【許可】~してもいいですか?→Can I~?

誰かに何かの許可をもらう際の文は、すべて「Can I~?」で始まります。

許可をもらうという言い方は少し硬い感じに聞こえてしますかもしれませんが、これは、自分が何かをしたいのかを相手に伝えるときに使う表現方法です。

例文【許可】

Excuse me? Can I smoke a cigarette here?

すみません。ここでタバコ吸っても大丈夫ですか?

Yes, you can.

どうぞ~

上記の例文以外でよく使うのは、お店に行った時にメニューを注文する際に、

Can I get/have coffee?

コーヒーをお願いします。

などはよく使う表現です。

【依頼】~してもらってもいいですか?→Can you~?

誰かに何かの依頼をするとき、 つまり、相手に何かをお願いするときはすべて「Can you~?」で始まります。

また、聞かれたことに対して「これ出来ますよ」と返すときは、「I can~」ですべて返すことが出来ます。

例文【依頼】【能力】

Can you go to a grocery store to buy some foods?

スーパーで何か食べ物を買ってきてもらえませんか?

I can go there after 6pm. Is that ok?

6時以降なら大丈夫ですよ。それでもいいですか?

基本的には、Canで聞かれたことに対しては、すべて「I can~」で返すのが普通です。

抑えておきたい「could」の活用方法

「could」は「can」の過去形と学校では習ったと思いますが、実際の会話の中ではそのような使い方はあまりしません。

仮に、過去に~できたと表現するときは「I was able to~」と表現することが一般的だからです。

英会話で「could」を使うシーンとしては上記の3つになります。

  • 将来への提案「こんなのどうですか?」
  • 推量「~かもしれない」
  • 仮定法「もし~なら~できたのに」

覚えていおてほしいのは、どれも「~できる」というニュアンスが含まれていることです。

どこにそんなの含まれてるの?と思うかもしれませんが、一つずつ解説していきます。

将来への提案「こんなのどうですか?」

「could」で将来への提案を使うシーンとしては、これらのシチュエーションがあります。

「今日どこにご飯食べにいく?」「来週どっかに遊びに行こうよ!」「この本貸して」などと聞かれた場合に、自分の意見を相手に伝える際によく使ったりします。

例文【将来への提案】

Hi,Ken. Let's go to dinner tonight. Where do you wanna go?

ねぇケン、どっか今夜ご飯食べに行かない?どっか行きたいとこある?

That's good idea. We could go chinese or Japanese food. Is that good for you?

いいね!中華か和食なんてどう?

Hi, Ken. How about go somewhere on weekends? Are you free?

ねぇケン、今週末どっか出かけない?

Actually, I bought a book yesterday. We could go to cafe and reading book. What do you think?

実は昨日本を買ったんだ。喫茶店に行って本を読むのはどう?

この時の「could」のニュアンスとしては、「これだったらできますけど、どうですか?」のイメージです。

これは自分の考えを相手に優しく伝える際に使う表現になります。

あとはこんなシーンでも使えます。

例文【将来への提案】

Can I go over your home? let's doing homework together.

今からそっち行ってもいい?宿題一緒にやろうよ。

Actually, my home is messy now. I could go to your home.

実は今家が散らかってて。。そっちの家ならいけるよ。

このように、何かの提案や向こうの意見に対して、こっちは何ができると伝える時にも「could」を使うことができます。

推量「~かもしれない」

推量のかもしれないは、「自分にはわからないけど、そうかもね」を相手に伝えたい時に使う表現です。

これと似ている意味で「might」がありますが、使い分けはほとんどしなくていいレベルで同じ意味です。

例文【推量】

Lisa said she doesn't have a boyfriend now, what do you think?

リサ彼氏いないって言ってたけどどう思う?

It could be true, if she said that.

彼女がそう言ったならそうなんじゃない。

意味としては「could」と「might」はほぼ同じですが、使用頻度や使いやすさとしては「might」の方がよく使われますので、迷ったら「might」を使うのが無難かと思います。

仮定法過去「もし~なら~できたのに」

これは、実際にはできないけれど、こうだったらできたのになー。。を表す時に使う表現です。

使い方としては、「If I 過去形〜,I could 〜」で表すことができます。

例文【仮定法過去】

If I was able to speak English more, I could have relationship with Lisa.

もし英語がもっと話せたら、リサと付き合えたのに。。

It could be.

そうかもね。

これに近い表現で、願望を表す「I wish I could〜」があります。

例文【願望】

I wish I could speak English.

もし英語が話せたらなー。

「could」は会話の中で使用する際、上記のような意味合いで使うことがほとんどです。

しかし、その意味としては「できる」というニュアンスが含まれているものがほとんどなので、そこを意識して使っていけば表現できる英語の幅を広げていくことができます。

最後に

助動詞を使うコツとしては、その助動詞が持つ意味をイメージして使うことが重要になってきます。

伝えたい内容とその助動詞のイメージがなんとなく合っていれば、多少文法がずれていたとしても何が言いたいかは伝わります。

日本語もそうですよね。

最初は文法に縛られずに、こんなニュアンスで話したいという感覚を頼りに間違いを気にせずどんどん話しましょう。

話していると、感覚が磨かれますし、これなんていうんだろう?などの疑問も出てきますので、それがさらに勉強するきっかけになると思います。

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