という方向けに具体的にどのような場面で使えるかについて解説していきます。
英語はニュアンスや使うシーンなどが重要になってくるので、使うシーンやニュアンスをイメージできれば、それを会話に取り入れて行くことは簡単にできるようになります。
目次|この記事の内容
助動詞とは
助動詞とは、その名の通り動詞を助ける役割をする言葉のことで、助動詞を使うことで、動詞にプラスアルファの意味を付け加えることが出来ます。
助動詞を使っていくポイントとしては、
- 動詞にどんなニュアンスや意味をプラスで持たせたいか
- 相手に何をどんなニュアンスで伝えたいか
- 必ず動詞の前に来る
この3つを抑えて、それぞれの助動詞の使えるシーンやニュアンスをイメージできていれば、使いこなすのは簡単です。
抑えておきたいwillの活用
willと聞いて一番初めにイメージするのは未来のことを表現するときに使う助動詞ではないでしょうか?
willにはもちろん未来を表現する際に使われますが、一般的には以下のことを表現したい時にwillを使います。
- 単純な未来のこと
- 意思
- 推定
- 強い否定
willのイメージとしては、どれも話し手の「意思」が強く関連しています。
相手がwillを用いて何かを伝えてきた場合は、「自分の意見に自信をもって話している」イメージを持てばwillのニュアンスを掴むことが出来ます。
単純な未来のwill
「will」を使うことで、未来のことを表すことが出来るようになります。
意味としては、「~するつもり」や「~します」などになります。
疑問形はシンプルに助動詞を前に持ってくればできます。
- 1: I will study English for exam.
- 私はテスト勉強をやるつもりです。
- 2: Will you study English for exam?
- あなたはテスト勉強をしますか?
これはどちらも将来のことを表している文章になりますが、ポイントとしては話し手の意思が含まれている点です。
イメージとしては、1は「自分は将来こうするつもり」を言っており、2は「あなたは将来どうするつもりですが?」を聞いています。
意思のwill
willのメインは「意思」になり、「~するつもりだ」と訳されます。未来形の意味は実はここから派生しているのです。
名詞もwillで「意思」という意味がありますよね。
使うシーンとしては、自分がやると決めていることを表現するときに使います。
- I will do my best.
- 私は全力を尽くすつもりです。
- I will pass the exam.
- この試験合格してみせる。
willを使うことにより、何かに対しての強い意志を表すことが出来ます。
推量のwill
推量のwillは「~だろう」の意味で使うことが出来ます。
ニュアンスとしては、「実際はわからないが、私はそう思う」を表現したい際に使うことが出来ます。
- That will be true.
- それは本当だろう。
これはあまり使わない表現なので、こんな使い方あるんだくらいで覚えておけば問題なしです。
強い否定のwill
強い否定は「will not→won't」で表すことが出来ます。
イメージとしては、意思の否定になるので、「やるつもりありません」の意味で相手に伝えることが出来ます。
「私にはその意志ないですよ」みたいな感じです。
- I won't go to the party.
- 私はそのパーティに行くつもりはありません。
- She won't forgive me.
- 彼女は私を許すつもりはない。
これもイメージのベースは「意思」になってくるので、そこをベースに考えると活用イメージが沸いてくると思います。
抑えておきたいwouldの活用法
wouldはwillの過去形として覚えている人も多いと思います。
これ自体は間違いはないのですが、この意味だけで覚えてしまうと実際の会話の中でwouldが出てくると混乱してしまします。
というのも、wouldはwillの過去形以外で使われることが非常に多いからです。
wouldの活用シーンとしては以下の3種類があります。
- 推量
- 過去形
- 現在形
表現したい内容によって意味が全く違ってくるので、利用場面をしっかりと理解し英会話で活用していきましょう。
推量のwould
wouldを使う中で、これが一番出てくる頻度が高いです。
意味は、「多分~かも」くらいの弱い推量です。
イメージとしては、「やるかどうかわからないけど多分やる」を伝えるときに使います。
- Would you go to the party tonight?
- 今夜パーティ行きますか?
- I would go, if I have time.
- 行けたらいきます。
これもwillの意思が関係しており、「行けるかわからないけど、行こうと思ってる」を伝えたい時に使うことが出来ます。
過去形のwould
過去形でwouldを使う場合は、時制の一致で使うケースが多いです。
時制の一致とは、一つの文章内に出てくる時制は同じ時制にしなければならないというルールです。
つまり、過去形の文章は全て過去形で揃えるし、未来形は全て未来形で揃える必要があるということです。
時制の一致でwouldを使う場合は、「あの時はこうするつもりだった」のように過去にこうしようと思っていたを表現する際に使います。
- I would go to the party when I was free.
- 時間があればパーティに行こうと思っていた。
このように、過去に何かしようと思っていたなどを表現したい場合は、文章内に過去形の文章を加えることにより、その時どうしようと思っていたかを表現することができます。
現在形のwould
現在形のwouldは、疑問文を作る際によく使います。
英語では、過去形を使い少し回りくどく?いうことにより、丁寧な表現にすることができます。
ここで使われるwouldは、現在形の意味として使われます。
- Would you get some coffee?
- コーヒー飲まれますか?
これもよく使う表現なので、覚えておきましょう。使い方は非常にシンプルですよね。
最後に
助動詞には色々な使い方や意味がありますが、頻繁に会話の中で使われるものは限られてきます。
また、最初から全てを覚えて使いこなすのは非常に難しいので、まずは基本的なものや、使用頻度が高いものから一つずつ実際の会話で使えるようにしていきましょう。
言葉の意味や、単語のイメージがわけば、その後参考書などで勉強した際に効率よく学んでいくことができるので、ステップを踏んで継続的に勉強をしていくことが重要になってきます。