ディズニーの作品で英語の勉強をしたいけど、どれがおすすめかわからない?
という方向けに映画「アナと雪の女王(Frozen)」をご紹介します。
こんな方におすすめの映画です。
- TOEIC600点程度を目指している。
- 実践的な英語を覚えていきたい。
- 楽しく英語を勉強していきたい。
「アナと雪の女王(Frozen)」は作品としてのクオリティが非常に高く、話題になったディズニー映画です。
使われている英語は非常にシンプルですが、会話に出てくる内容を理解するには最低限中学英語レベルは把握していなければならないので、英語学習中級者でも参考になる作品です。
目次|この記事の内容
アナと雪の女王(Frozen)が英語学習におすすめな3つの理由
アナと雪の女王をおすすめする理由はこちらの3つです。
- ストーリー構成がシンプルで使われている単語も優しいものが多い。
- 会話のスピードが速すぎないので、ストーリーに置いていかれない。
- 出てくる会話の量が多いので、実践的な英会話などに応用できるものが多い。
アナと雪の女王(Frozen)のスクリプトはこちらからダウンロードできます。
1. ストーリー構成がシンプルで使われている単語も優しいものが多い
アナと雪の女王で使われている英語は、中学英語で学習する単語がほとんどで文法に関しても難しいものはほとんど使われておりません。
また、海外ドラマなどでよく出てくるスラングなどもほとんど使われていないので、参考書などで学習した内容をしっかりと理解していれば、ストーリーの7割以上は理解できます。
実際の英会話の際に使う単語やフレーズなどが繰り返し作中に登場するので、テキストでの学習で補えない実際の単語やフレーズの使い方を映像と共に学べるので、記憶の定着かの手助けにもなります。
アナと雪の女王の様な基礎的な表現が多用される作品からスタートするのは、英語学習に置いて非常におすすめです。
2. 会話のスピードが速すぎないので、ストーリーに置いていかれない。
アナと雪の女王はヒアリング教材としても非常におすすめの作品です。日常会話で使う様なシンプルなフレーズや単語がそこまで早くない会話スピードで展開されていきます。
実践的な英語を学ぶ上で、ヒアリングスキルの向上は非常に重要です。聞き取れない英語を何度も聞いても、効率的にスキルアップにはつながりづらいことがほとんどです。
私も以前難しい海外ドラマから勉強を始めたことがあり、全く理解できなかったし、ドラマを見ることが苦痛になったこともありました。。
こちらも同じ表現や単語が繰り返し出てくるので、どの様な表現をよく使うのかなども含め参考になる部分は多いです。
3. 出てくる会話の量が多いので、実践的な英会話などに応用できるものが多い
海外ドラマなどに比べると少ないのですが、会話ベースで話が進んで行くので一つの作品からいろいろな表現方法を学ぶことができます。
アナと雪の女王の前半は名曲がたくさん出てくるので、会話と歌が半々暗いですが、後半に入っていくとほとんどが会話ベースでストーリーが展開していきます。
アナと雪の女王(Frozen)あらすじ
- 公開時期:2013年
- 上映時間:102分
- 作品の原作:アンデルセンの「雪の女王」
アナと雪の女王(Frozen)あらすじ
運命に引き裂かれた王家の美しい姉妹、エルサとアナ──触れるものを凍らせる“禁断の力”を持つ姉エルサは、妹アナを傷つけることを恐れ、幼い頃から自分の世界に閉じこもって暮らしていた。
美しく成長したエルサは新女王として戴冠式に臨むが、力を制御できずに真夏の王国を冬に変えてしまう。
城から逃亡した彼女は、生まれて初めて禁断の力を思うがまま解き放ち、雪と氷を自由自在に操り、冬の王国を作り出す。愛する者を守るため本当の自分を隠して生きてきたエルサは、“雪の女王”となることで生きる喜びと自由を手に入れたのだ。
一方、妹を守るために姉が払ってきた犠牲と愛の深さを知ったアナは、エルサと王国を救うため、山男のクリストフとその相棒のトナカイのスヴェン、“夏に憧れる雪だるま”のオラフと共に雪山の奥深くへと旅に出る。
アナの思いは凍った心をとかし、凍った世界を救うことができるのか?
そして、すべての鍵を握る“真実の愛”とは…?
アナと雪の女王で英語を勉強してみよう!
一部映画のシーンを抜粋してどの様な単語やフレーズなどが出てくるかを紹介していきます。
Elsa: The party is over. Close the gates.(パーティは終わりよ、ゲートを閉めて)
Guard: Yes, Your Majesty.(承知しました、陛下)
Anna: What? Elsa, no. No, wait!(なに、ちょっと待ってよエルザ。)
Elsa: Give me my glove!(グローブを返しなさい!)
Anna: Elsa, please! Please! I can't live like this anymore!(お願いエルザ、私はこれ以上あんな暮らししたくないの。)
Elsa:Then leave.(なら、出てきなさい)
Anna: What did I ever do to you?!(私が何をしたって言うの?)
Elsa: Enough, Anna!(もう十分よ、アナ!)
Anna: No! Why? Why do you shut me out? Why do you shut the world out? What are you so afraid of?!(ちょっと待ってよ、なんで私を拒絶するの?なんで世界を拒絶するの?あなたは何をそんなに怖がっているの?)
Elsa: I said, enough!(私はもう十分って言ったはずよ!)
[as Elsa turns suddenly ice shoots from her hand which spikes across the floor shocking the guests as they back away](エルザが急に振り返り氷を手から出し、彼女の周りに尖った氷があわられる。周りの人は後退りをする)
Duke: Sorcery. I knew there was something dubious going on here.(魔術だ、、私はおかしなことが起こっていると思っていたんだ。)
Anna: Elsa?(エルザ?)
[Elsa opens the door and rushes out] (エルザはドアを開け、急いで外へ出る)Anna:Wandering Oaken's Trading Post. Ooh! And sauna.(オーケンのお店ね。おーあとサウナもあるわ。)
Oaken: Hoo-hoo.Big summer blow out. Half off swimming suits, clogs, and a sun balm of my own invention, yah?(やあ、夏物セールだよ。水着とサンダル、自家製サンオイルは半額だけどいかがですか?)
Anna: Oh, great. For now, uh...how about boots? Winter boots and dresses?(そう、素晴らしいわ、でも今はブーツはあるかしら冬用のブーツと服とかないかしら?)
Oaken:That would be in our winter department.(そっちが冬物売り場です。)
Anna:Oh. Um...I was just wondering, has another young woman, the Queen perhaps, I don't know, passed through here?(あーえぇと、他に若い女の人とか来なかったかしら?おそらく女王みたいな、、わからないけど、ここ通らなかった?)
Oaken: Only one crazy enough to be out in this storm is you, dear. You and this fellow! Hoo-hoo. Big summer blow out.(こんな悪天候の中外に出てるのはあなただけだと思いますよ。あなたと彼、夏物セールやってるよ。)
Kristoff: Sven, go. Go! (スヴェン、いけ)
Anna: What are they?(あれは何?)
Kristoff: Wolves.(狼だ)
Anna: Wolves? What do we do?(狼?どうするの?)
Kristoff: I got this. Just don't fall off and don't get eaten.(俺が引き受ける、落ちて食われるなよ)
Anna: But I wanna help!(私も何か手伝うわ!)
Kristoff: No!(だめだ!)
Anna: Why not?(なぜだめなの?)
Kristoff: Because I don't trust your judgment.(なぜって、僕は君の判断を信じられないからだ。)
Anna: Excuse me?!(どういうこと?)
Kristoff: Who marries a man she just met?(誰が会ったばかりの男と結婚するって?)
Anna: It's true love!(それが本物の愛だからよ!)
Kristoff: Whoa!(わぉ!)
Anna: Christopher!(クリストファー!)
Kristoff: It's Kristoff!(クリストフだ!)
Anna: Duck! (伏せて!)
Kristoff: You almost set me on fire!(もうすぐで俺に火がつくとこだったぞ!)
Anna: But I didn't.(でも、そうじゃなかったでしょ。)
Anna: Get ready to jump, Sven!(スヴェン、ジャンプの用意して!)
Kristoff: You don't tell him what to do!(そんなこと彼に言うな!)
Anna: Hey!(ちょっと!)
Kristoff:I do! Jump, Sven!(俺が言う!飛べスヴェン!)
まとめ
英語学習を行っていく中で、継続して続けていくことは何よりも大切になっていきます。そのため英語学習の教材を選ぶ際は、今の自分のレベルより少し難しい物(半分はわかるけど、もう半分は調べないとわからないくらい)を選んで進めていきましょう。
自分のレベルに合っていない教材を選んでしまうと挫折する原因になってしまい本末転倒です。
ディズニーは英語学習を始めたばかりの人はもちろん、ある程度英語力がついた段階でも十分活用できる作品が非常に多いです。
自分に合った作品を見つけ、効率的に英語力を上げていきましょう。