ディズニー作品って、英語の勉強に向いてるの?
という方にお勧めなディズニー作品の「トイ・ストーリー」をご紹介していきたいと思います。
こんな方にお勧めの作品です。
- TOEIC600点程度を目指している。
- 実践的な英語を覚えていきたい。
- 楽しく英語を勉強していきたい。
「トイ・ストーリー(Toy Story)」は現在4までシリーズ化されているディズニーの代表的な作品のひとつで、英語勉強に最適な作品でも有名です。
ストーリー自体もとても面白く、特に3は感動的な作品になっています。それぞれのおもちゃの立場から様々な表現の英語などを学ぶことが出来ます。
目次|この記事の内容
トイストーリーが英語学習におすすめな3つの理由
トイ・ストーリーがおすすめな理由はこちらの3つです。
- 話がシンプルでストーリーがわかりやすい。
- 使われている単語が優しく、会話のスピードもちょうどいい。
- おもちゃたちのジョークが活かしてる。
トイ・ストーリー(Toy Story)のスクリプトはこちらでダウンロードできます。
話がシンプルでストーリーがわかりやすい
「トイ・ストーリー」は、ともちゃたちの「出会い」から「別れ」を描いている作品で、見ている人の共感を得られる作品になっています。
また、登場する舞台が他のディズニー作品とは違い一般的な家庭を舞台にしており、ストーリー構成もわかりやすく会話内容などを聞きそびれても話が分からなくなることは少ない作品になっています。
英語学習を目的として作品を視聴するなら、一度ストーリー内容を把握してから英語で見たほうがわかりやすいですが、そうでなくてもストーリー内容を見失うことが少ない作品です。
他のディズニー作品に比べて少しだけ英語レベルが高い
トイ・ストーリーで出てくる英語のフレーズや単語は、他のディズニー作品などに比べ若干レベルが高いです。とは言っても、中学レベルの英単語を理解していれば、ストーリーの7割は把握できます。
また、登場するキャラクター数なども他の作品に比べて多く、話し方なども少し個性的なので英語の聞き取りも少々難しいですが、聞いていればすぐ慣れます。(一般的な海外ドラマと比較するとかなり聞き取りしやすいですが)
トイ・ストーリーで登場する単語やフレーズは日常会話で応用できるものも多いので、英語学習の面から言うと学びの多い作品になっています。
おもちゃたちのジョークが活かしてる
おもちゃたちの会話の掛け合いが非常に面白く魅力的な作品です。
おもちゃそれぞれに個性があり、その個性を活かして会話が展開されていくのでそのキャラクターや設定などもトイ・ストーリーの見所の一つです。
おもちゃにはおもちゃの悩みがあり、それを真面目に議論する場面も多く、こっちからしたら非常におかしい議題を真剣に議論しているシーンも多く、ジョークなどもたくさん登場します。
中学レベルの単語を中心にいろいろな言い回しなどでジョークなどを繰り広げていくので、表現方法や会話の幅を広げることができます。
トイ・ストーリー(Toy Story)のあらすじ
トイストーリー(Toy Story)あらすじ
カウボーイ人形のウッディは、アンディのオモチャの中でも特にアンディのお気に入りで、皆のリーダー的存在だったが、アンディは誕生日に新しい人形バズ・ライトイヤーを貰い、そっちに夢中になってしまう……。。
張り合うウッディとバズは、ある日ひょんなことからオモチャいじめが趣味の少年に捕まってしまい大ピンチに。
アンディの元に帰るため、脱出作戦で力を合わせていくうちに、次第に友情の絆が芽生えていく。
オモチャが動くという子供が誰もが夢見る設定をCGで見事にアニメーション化した1作目。
劇場公開した長編作品として初の全CGアニメーション作品となった。いがみ合っていたウッディとバズがやがて協力し合い友情が芽生える展開は大人が観ても胸が熱い作品です。
トイ・ストーリーで英語を勉強してみよう!
一部映画のシーンを抜粋してどの様な単語やフレーズなどが出てくるかを紹介していきます。
Hamm:where you from? Singapore? Hong Kong?(君はどこ出身なの?シンガポール?香港?)
Buzz: Well, no. Actually, I-I'm stationed up in the Gamma Quadrant of Sector 4.(あー、いいや、実は私はセクター4のガンマ星域だ。)
Buzz: As a member of the elite Universe Protection Unit of the Space Ranger Corps, I protect the galaxy from the threat of invasion from the evil Emperor Zurg, sworn enemy of the Galactic Alliance.(スペースレンジャーの一員として、悪の帝王ザーグから銀河の平和を守っているのだ。)
Mr. Potato Head: Oh, really? I'm from Playschool.(そうなんだ、俺は保育所出身だ。)
Rex: And I'm from Mattel. Well, I'm not really from Mattel. I'm actually from a smaller company that was purchased in a leverage buyout.(僕はマテル(米国最大のおもちゃメーカー)出身だよ。実は、元々小さい会社だったけど、借入資本で買収されたんだよ。)
Woody: You'd think they'd never seen a new toy before.(彼らは今までにあんなおもちゃ見たことないんだよ。。)
Bo Peep: Well, sure. Look at him! He's got more gadgets on him than a Swiss Army knife.(えぇそうね、でも彼を見て、あんなにいろいろな装置がついているのよ。)
Buzz: Ah, ah, ah, ah! Please be careful. You don't want to be in the way when my laser goes off.(おっと、気をつけてくれ。レーザーが出るぞ。)
Mr Potato Head: Hey, a laser! How come you don't have a laser, Woody?(レーザー!なぜ君はレーザーを持ってないんだ、ウッディー?)
Woody: It's not a laser! It's a.... It's a little light bulb that blinks.(それはレーザーじゃない!それは、、小さい光るライトだ。)
Hamm: What's with him?(彼はどうしたんだ?)
Mr Potato Head: Laser envy.(レーザーがないから嫉妬してるんだ。)
Woody: All right, that's enough! Look, we're all very impressed with Andy's new toy.(わかった、もう十分だ。見るんだ、僕たちはアンディの新しいおもちゃに感動した。)
Buzz: Toy?(おもちゃ?)
Woody: T-O-Y. Toy.(お・も・ちゃ。おもちゃだ!)
Buzz: Excuse me, but I-I think the word you're searching for is Space Ranger.(もしかして、君が探してる言葉はスペースレンジャーかな?)
Woody: The word I'm searching for I can't say because there's preschool toys present.(僕が探している言葉はここでは言えないね、小学校に上がる前の子供(おもちゃ)も見てるから。)
Mr Potato Head: Gettin' kinda tense, aren't ya?(なんか張り詰めてるね。)
Rex: Uh, Mr. Lightyear, uh, now, I'm curious. What does a space ranger actually do?(ライトイヤーさん(バズのこと)スペースレンジャーって、実際どんなことするの?興味があるんだけど。)
Woody: He's not a space ranger! He doesn't fight evil or, or shoot lasers or fly(彼はスペースレンジャーじゃない!悪とも戦わないし、レーザーを出したり空を飛んだりもしない!)
Buzz: Excuse me.(ちょっといいかな。)
[He press a red button on his chest and wings pop out](彼が胸のボタンを押すと翼が出てくる)Hamm: Oh, impressive wingspan! Very good!(その翼かっこいいね!)
Woody: Oh, what? What? These are plastic. He can't fly.(え、なに?これただのプラスティックだよ。彼は飛べない。)
Buzz: They are a tellurium-carbonic alloy, and I can fly.(これはテリリウム合金だ、飛べる。)
Woody: No, you can't.(いいや、無理だ。)
Buzz: (sighs) Yes, I can.(いいや、飛べる。)
Woody: Can't! Can't! Can't!(無理だ、無理だ、無理だ。)
Buzz: I tell you, I could fly around this room with my eyes closed!(君に伝える。私は目をつぶったままこの部屋の中を飛んで見せる。)
Woody: OK, then, Mr Light Beer, prove it.(わかった、証明して見せてよ。)
Buzz: All right, then, I will. Stand back, everyone!(いいだろう。みんな下がってくれ)
Buzz: To infinity and beyond!(無限の彼方へさーいくぞ!)
最後に
英語学習を行っていく中で、継続して続けていくことは何よりも大切になっていきます。そのため英語学習の教材を選ぶ際は、今の自分のレベルより少し難しい物(半分はわかるけど、もう半分は調べないとわからないくらい)を選んで進めていきましょう。
自分のレベルに合っていない教材を選んでしまうと挫折する原因になってしまい本末転倒です。
ディズニーは英語学習を始めたばかりの人はもちろん、ある程度英語力がついた段階でも十分活用できる作品が非常に多いです。
自分に合った作品を見つけ、効率的に英語力を上げていきましょう。