WebマーケティングやWeb施策を行う際に選択肢の一つに上がってくるのが、リスティング広告です。
リスティング広告を活用することにより、Web施策を始めたばかりでも、短期間で集客ができるなど、Webサイトからの収益化において様々なメリットがあります。
今回は、これからリスティング広告を検討している方に、リスティング広告の特徴や、メリット・デメリット、またいくらくらい費用が掛かるのかについて解説していきます。
目次｜この記事の内容
リスティング広告とは
リスティング広告とは、検索結果に連動して表示される広告のことで、「検索連動型広告」とも言われています。
広告サービスにお金を払って、GoogleやYahooなどの検索結果に上位表示させる広告のことです。
ユーザーが検索した内容に応じて、広告が表示されるので、ユーザーのニーズにマッチした広告を表示されることになりますので、高い効果を発揮します。
また特徴としては、ユーザーが検索した際にリスト形式で上位表示をさせることができるので、Webサイトを始めたばかりの企業でも、SEOに関係なく上位表示が狙えます。
検索結果に上位表示させることにより、ユーザーの目に留まる機会も多いので、高い集客を期待することができるのです。
リスティング広告で表示させた場合、このように表示させることができます。
リスティング広告のメリット・デメリット
リスティング広告のメリット・デメリットについてご紹介していきます。
リスティング広告を採用する際に、どのような効果があるのかを把握して施策を行うことで、色々な観点から施策を打つことができます。
メリット・デメリットをしっかりと把握して集客力のあるWebサイトを作っていきましょう。
リスティング広告のメリット
高い集客力
リスティング広告の一番のメリットは、高い集客力にあります。
通常、Webサイトを立ち上げたばかりだと、検索されても上位表示させることは難しく、Web施策を開始してから、実際に効果が出るまで何カ月もかかるケースがほとんどです。
しかし、リスティング広告を行うことにより、短期間で上位表示をさせることができるので、Webサイトを立ち上げてから集客までを短期間で行うことができます。
ターゲティングができる
リスティング広告は、ユーザーが検索したキーワードをもとに表示させることになるので、自社サービスに関連したキーワードをあらかじめ設定しておくことで、自社サービスのニーズがあるユーザーにのみリスティング広告を表示させることが出来ます。
ニーズのあるユーザーにピンポイントで表示させることにより、Webサイトに集客後に高い確率で収益に繋げることが出来るのです。
低予算で始めることが出来る
リスティング広告の特徴は、クリックされた段階で費用が発生するタイプの広告になりますので、低予算で広告運用を始めることが出来ます。
どのキーワードを狙っていくかによっても料金の幅は様々で、人気のあるキーワードはたくさんの流入を見込める為金額も上がってきます。
しかし、WebサイトやLP（ランディングページ）の内容などを改善していくことで、キーワードに高い金額を払わなくても上位に表示させることが出来るので、広告記事のコンテンツ内容を見直すことで、広告費用を抑えることもできます。
考え方としてはSEO対策に近い形になりますが、ユーザーの検索意図や、キーワードをコンテンツに盛り込むことで、広告ランクを上げることが出来るのです。
リスティング広告のデメリット
費用がかかる
リスティング広告は、広告なので費用がかかります。
費用に関しては自由度が高く、決められた予算で運用していくことが出来るのが特徴ですが、広告を出している限り費用はかかり続けてきます。
なので、将来的にリスティング広告をしなくても上位表示をさせていくために、同時にSEO対策も行っていく必要があります。
自社サービスに関連するキーワードが検索された際に上位表示をさせることが出来れば、リスティング広告を行っているときと同じくらいの集客を見込むことが出来ます。
自社での運用が必要
リスティング広告を行う際は、自社でコンテンツやLPなどを準備し運用していかなければいけません。
また、効果的に運用していくためには、どのくらいの頻度で検索されているのかや、どのキーワードが多いのか、コンバージョンはどのくらいしているのかなどを分析し、コンテンツを改善していく必要があります。
なので、そのための人材を配置するなどある程度の準備が必要です。
ビッグキーワードは費用が高い
高いコンバージョンが狙えるビッグキーワードは費用が高くなります。
キーワードは入札制になっているので、人気のあるキーワードや競合が多いものほど金額委は上がっていきます。
また、人気の高いキーワードはすでに大手などが手を出しているので、中間のミドルキーワードなどを狙ってリスティング広告を行ったほうが、費用を抑えて効果的にリスティング広告を運用していくことが出来ます。
リスティング広告の費用について
リスティング広告の費用についてご紹介していきます。
リスティング広告の費用は以下の3つの要素から決定していきます。
クリックされたら課金される
リスティング広告の特徴としては、クリック型の課金システムで「PPC広告（Pay Per Click）」と呼ばれています。
発生する金額は、クリック単価×クリック回数により決定していきます。
広告料金の設定方法
広告料金は入札によって決定します。
この金額は、キーワードの人気や広告の質、競合の多さによって変わってきます。
一般的に、人気のあるキーワードや競合が多いものに関しては金額が上がってきます。
広告ランク
広告ランクとは、同じようなキーワードで検索された際に、どの広告を優先的に上位表示させていくのかを決めるランキングのことです。
これは質の高い広告が上位に表示される傾向があり、一般的には「入札価格」と「広告の質」により決定されます。
広告の質が高く、ユーザーに有益なものと判断されれば、入札価格が低い場合でも上位に表示させることが出来ます。
最後に
リスティング広告の基礎についてご紹介してきました。
Webサイトから見込み客を獲得したり、収益を上げていくにはリスティング広告は非常に有効な手段になります。
リスティング広告を効果的に運用していくためには、メリット・デメリットをしっかりと把握して、日々改善を行っていくことにより、より効果的に広告を運用していくことが出来るようになります。
